市川市のバラ園の始まりは、国府台の式場病院とのことです。

1975年にバラが市民の花と制定されてから、市役所・財団・ボランティアの努力で市のあちこちでバラを楽しめるようになりました。

式場病院のバラ園は現在一般見学はできませんが、市川市には無料のバラ園がいくつもあります。

気軽に楽しめる公園にあるバラ園と、今年復活した一般家庭のお庭を見学できる「いちかわオープンガーデン」をご紹介します！

里見公園　【バラ700株・例年いちかわローズフェア開催】

桜で有名な里見公園。バラ園には約700株のバラと噴水があり、絶好のフォトスポットで人気があります。

例年5月に「いちかわローズフェア」を開催。

2023年5月13日には、音楽隊の演奏など4年ぶりに完全開催で復活しました。

大町公園（観賞植物園）【バラ96種1000株以上）

市川動植物園にある大町公園は、木々に囲まれ小川が流れる広いバラ園。

バラのトンネルも設置されていて、バラの数は96種1000株以上！

ただし、ペットは入場不可なのでご注意を。動物園は有料ですが、植物園の温室は見学無料。

週末には音楽イベントやカフェの出店もあるので、おでかけ前に最新情報の確認がオススメ。

大町公園は自然観察園もあるので、歩きやすい靴で行きましょう。秋の紅葉も有名です。

須和田公園【バラ約62種・450株】

里見公園より規模は小さいですが、母子像を中心に約62種・450株といわれるバラが咲き誇ります。

須和田公園に隣接して「芳澤ガーデンギャラリー」があるので、こちらのお庭を一緒にながめて有料展示を見学するのもオススメ。

2023年7月9日まで「さかざきちはるペンギンアパートメント」の展示を開催中。

有名なペンギンの沢山のイラストがお洒落に展示されています。

いちかわオープンガーデン2023

一般家庭のご厚意により、日付と時間を限定して、個人宅の自慢のお庭を拝見できるのが「いちかわオープンガーデン」。

2023年、4年ぶりに復活。今年は4月15日から5月14日に開催され、23軒が参加されました。

訪問したバラが素敵な2軒の写真をご紹介します。

来年見学される際は、市川市が発行するパンフレットまたは公式サイトで詳細を確認してください。

編集後記

長い年月をかけて沢山の方の努力があって市川市に定着したバラの花。

見学側もマナーを守り、大事に見守っていきたいですね