四国内の観光スポット
香川県三豊市詫間町にある瀬戸内海国立公園『紫雲出山(しうでやま)』は3月下旬~4月上旬までの桜の見頃には花見客で賑わう桜の名所です。今年はコロナウィルスの影響で、2020年3月25日~4月13日までは入山禁止になると聞いたので、その前に行ってきました。
観光スポット
紫雲出山
香川県
三豊市
桜の名所
浦島太郎伝説
燧灘
荘内半島
燧灘を臨む海沿いの大浜仁尾線(県道234号線)を走っていると、あまりの景色の綺麗さに思わず車を停めたくなります。瀬戸内海に突き出た荘内半島を目指していると、山側に竜宮城を模した公衆トイレが見えます。そこが紫雲出山の入山口です。
展望台近くの駐車場までの道のりは、細い山道ですが離合するにも十分でした。お花見シーズンの混雑している状況ではなかったので、走りやすかったのかもしれません。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3/18~4/13まで入山禁止(第1駐車場看板)
桜が満開な状況を妄想しながら山頂展望台を目指します
桜の蕾は膨らみ始めています
浦島太郎伝説を興味深く目にして、紫雲出山の名称の由来を知ることができました。、浦島太郎が玉手箱を開けた時に立ち上った時の紫色の煙と似ているところから、その名前がついたそうです。
写真の中央下の浜辺の部分が『積』(つむ)で浦島太郎が乙姫からもらった宝物を運んできた場所
写真右下のところは、『箱』(浦島太郎が玉手箱を開けた場所)
絶景カフェはお休みでしたが、絶景は楽しめます
竪穴式住居、高床式倉庫(復元)があります
燧灘(ひうちなだ)は、瀬戸内海中央部に位置し、紫雲出山の展望台からは西の対岸に愛媛県今治市が見えます。
お天気が良かったので、燧灘を挟んで新居浜市や西条市の山々も臨むことができました。
奥には瀬戸大橋が見えます
サザンカの花
燧灘を挟んで向こう岸に新居浜市、西条市が見えます
対岸は、新居浜市・西条市。海面は太陽の光でキラキラしてきれいです
紫雲出山は、標高352mの山で、瀬戸内海国立公園に指定されており、瀬戸内海のたくさんの島々を眼下に臨むことができます。
「四国のみち」ルート(四国を歩いて一周する自然歩道)にも指定されているため、ゆっくり景色を楽しみながら歩く人も多く見かけます。
山頂展望台から見える景色です
山頂展望台までの道のりは、最初の上り坂が少しキツかったですが、瀬戸内海の穏やかな海と空の青さに、とにかく癒されました。美しい眺望で、四国に生まれて良かった~と改めて感じました。
2020年3月25日~4月13日までの桜の一番美しい時期に入山禁止は本当に残念ですが、お花見シーズン以外でもぜひ訪れてもらいたいおすすめスポットの一つです。