四国内の観光スポット
しまなみ海道を渡って、広島県尾道市瀬戸田にある潮聲山 耕三寺を堪能してきました。
世の中のすべてのお母様に“ありがとう”と心から手を合わせる『母の寺』、耕三寺。そして、イタリアの石で製作された真っ白な世界を体験してきました。
観光スポット
瀬戸内海
しまなみ海峡
多々羅大橋
ドライブ
瀬戸田
広島県
耕三寺
生口島
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道。
お天気の良い日には島々が見渡せてドライブには最適です!
ドライブを楽しみながら、生口島へ! 色鮮やかな朱色が印象的な寺院、耕三寺に行ってきました。春には桜、秋には紅葉が楽しめるスポットとしても有名です。
SNS映えするスポットもたくさんあります!
紅葉の綺麗な11月、ぜひ行って欲しいスポットです。
しまなみ海道『多々羅大橋』を渡って…
7つの橋からなるしまなみ海道の1つ、愛媛県今治市の大三島と広島県尾道市の生口島を結ぶ4つ目の橋が『多々羅大橋』です。
多々羅大橋は中央支間長890mで、世界最大級の斜張橋です。
真っすぐと伸びたケーブルがなんとも美しく、生口島の観音山との景観と馴染んでいます。
橋の下を漁船が通過する、のどかな風景が広がります。
潮聲山 耕三寺
耕三寺は、浄土真宗本願寺派の寺院となります。
大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の、耕三寺耕三が母親の死後、母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺として昭和10年より生涯を掛けて建立したお寺です。
世の中のすべてのお母様にありがとうと心から手を合わせる「母の寺」としても親しまれています。
「寺をほめて下さるのも悪い気持ちはしないが、お母さんを仏様のようにほめ讃えてもらいたいのが、拝観者に対する、永い年月における私の念願である。」耕三寺耕三
この気持ちを汲み取りながら、寺院を拝観していきたいと思います!
五重塔(大慈母塔)
境内中段の中央に建ち本堂・孝養の門と建物の軸線を直線に揃える中心的建築です。
奈良・室生寺五重塔(国宝)を原作としていますが、基壇の高欄、初重の柱の仏像の浮彫、同組物などへ宝相華の彩色を施しているなど耕三寺のオリジナルをだしています。
下から見ると、複雑に組み込まれている建築手法に感動します。
法宝蔵・僧宝蔵
国登録有形文化財で、飛鳥時代創建で江戸期に再建された大阪・四天王寺の金堂を原型としていますが、いずれの宝蔵も宝物館として建立、応用するためにとくに内部の平面や構造は、実用的にに変化させていることが特徴となっています。
孝養門
原作は日光東照宮陽明門。当寺の建築においては唯一その実測図が用いられており、各部の比例も一致しています。
千仏洞地獄峡
地下約15mに全長350mにもなる隧道(洞窟)を掘り、富士山の熔岩と浅間山の焼石を鉄筋コンクリートで固めて岩組しています。
高さ約10m広さ数10平方メートルの洞室もあります。
石造の仏諸尊千体を奉安されています。
また、隧道には地獄極楽画図の額数十面が源信僧都の往生要集を視覚的に理解できるよう奉懸しています。
救世観音大尊像
高だけで10m(33尺3寸)あり、宝冠、台座などを加えた総高は15mにもなる大露仏。
未来心の丘 ~The hill of hope~
耕三寺を奥に進んで行くと、一風変わった真っ白な世界が広がります。
『未来心の丘』。
広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、世界的に有名な彫刻家、 杭谷一東(くえたにいっとう)さんにより制作されました。
これらの大理石は、イタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運んできたものです。
太陽の光・雨・風・周りの風景などとの調和を考え造られたモニュメントです。
ただ見て楽しむだけでなく、実際に肌でふれて、自然と一体となって遊び、思い思いにこの空間を楽しんでいただける場所になっています。
SNS映えスポットを探してみるのもたのしいかもしれません。
光明の塔
最も目立つモニュメントです。
西に沈む太陽に合掌をしているイメージです。
皆さん、思い思いの場所で写真を撮ったり、くつろいだり…
白獅子の塔
仏教護法の十二天より・南西方を護る「羅刹天(らせつてん)」 が乗る獅子
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
耕三寺の魅力をすべてご紹介することはできませんでしたが、まだまだ興味深い建物やご本尊がたくさんあります。紅葉シーズンの今、ぜひ耕三寺を訪れてみてください。
きっと優しい気持ちで明日を迎えられるはずです。
ご利用案内- 開館時間
- 9:00~17:00(年中無休)
- 大人
- 1,400円
- 大学生
- 1,000円
- 高校生
- 800円
- シニア(65歳以上)
- 1,200円
- 小中学生以下
- 無料