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職人気質なオヤジ
萩生にある、株式会社ジンノ工業の創業者でもある神野清茂(きよしげ)さんをご紹介。
現場一筋60年以上のベテラン
この手が数多くの製品をつくりあげてきました
神野 清茂(じんの きよしげ)さん
昭和14年8月23日生 77歳(H29年取材時)
高校卒業後、市内の鉄鋼所に就職。ずっと新居浜で仕事をしてきたという神野さん。
昭和59年、45歳の時に創業。苦労した時代もあったが、30数年ただ一生懸命やってきた。振り返るとあっという間だったと語る。
60年以上の長きに渡り、この世界で奮闘。のんびり旅行に行きたい気持ちもあるが、毎日工場に通っている。まだまだ現役バリバリだ。「最近は足も痛くてね~思うように動けん」と話すが、息子さん(現社長)、お孫さん(主任)と一緒に仕事をしていることが、何よりの活力となっているようだ。
近くで仕事をしていた孫の太郎さん(主任)の姿を見ては、嬉しそうに目を細める。仕事では厳しい大先輩でも、プライベートは優しいおじいちゃんだ。
休憩室から出て、ヘルメットをかぶり、工場へ向かう後姿がとにかくカッコイイ77歳の現役バリバリの仕事人。今日も元気に出勤している。
マイクロバブル発生装置『ゼットバブラー』
もう一人のベテラン
松本さん
元気の源 孫の太郎さん(技術開発部主任)
親子三世代
神野浩社長
現在の代表取締役 神野浩社長
企画主旨を伝えて、ご紹介していただける方はいませんか?と神野社長に尋ねたら、「77歳!バリバリの現役おるよ!うちのオヤジ!」と誇らしそうに答えてくださいました。その言葉を信じて、会社へお邪魔させていただきました。
昭和59年の創業から15年後に、父清茂さんから会社を引き継ぎ、代表取締役社長に就任。今は息子さんも一緒になり、親子三世代アットホームなプロチームで会社を盛り立てる。
「ひらめきと『くそっ!』という気持ちが大切。【ダメ】【出来ない】を、いかにひっくり返すか。そこから新しいモノが生まれる。」と話す神野社長。
頭は良くなかったけど、好奇心は旺盛で、人よりちょっと観察力には優れていたかもな~と謙遜も。
失敗も多いが、最後の最後は『プライド』だとサラッと熱く語る。
【ものづくりに対する情熱】と【生きる力】を強く感じる取材だった。
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