仲間と祭り以外でも楽しめる団体でありたい
以前、太鼓台をイメージした色の刺繍糸を使って作るミサンガをご紹介した地域活動団体の心龍さん。2020年7月で活動をスタートしてから4年目を迎えられました。
→【2019年3月・心龍(しんりゅう)さんの「ミサンガ手作り体験」に参加してきました。】伝統ある太鼓台の今昔をメンバーで共有したり、県内外問わず祭り好き同士が交流を深めています。『祭り好きが市や県を越えて交流出来、メンバーが祭り以外でも楽しめる団体でありたい』というのが、代表の松岡さんの強い想いです。また、今もスタート時と変わらず、段ボールやアルミ缶など資源ごみの回収、海岸や道路・歩道などの清掃活動も続けられています。
こだわりが詰まったアイロンビーズの太鼓台!
今回ご紹介いただいたのは、太鼓台がモチーフのアイロンビーズで作った太鼓台ストラップです。2か月前にお会いしたときは、制作途中でしたが、市内全台のストラップが完成! 新しいアイテムもどんどん生まれていました。
ストラップは、こだわり満載! 天幕や房などの色を変え、見ただけでどこの太鼓台かが分かる仕上がりを目指します。上部と川西でのサイズの違いも忠実に再現。
ストラップとして使う、だけじゃない!!
皆さん、並んでいるストラップを見て思われますよね?! それどこ?これは??
『重度の太鼓好き』と自ら語る代表の松岡さん。私に『これはどこでしょう』と問題をどんどん出してくるのです。答えられないなんて、悔しい!
けれど、知識が少ない地域は難しい!!!
でも、答えられたエリアもありました!(と、ちょっと強がってみる(笑))
こんなことも。
沢山ストラップを揃えると、並べて楽しむことができます。上の写真は、川東地区の太鼓台が集合しています。川東地区の太鼓ファンならすぐ分かりますよね。
2019年の八幡神社宮入時の待機ポジションだそうです。(写真下が本殿と仮定)本殿も作って、1台ずつ「そうりゃそうりゃ~」と、テーブルの上で本殿回りしちゃいましょうか!
今作っているのは、市内の太鼓台を再現したものですが、自分の好きな色のアイロンビーズをチョイスすれば、オリジナルMy太鼓台ストラップも制作が可能。イベントなどで、ワークショップも開催されているそうですので、ぜひ心龍さんのブースへ立ち寄ってみてください♪
※現在は、コロナ感染症対策拡大防止のため、ワークショップを行っていない場合もあります。
たいこが好き!と言い切れる情熱。
最近、太鼓離れが進んでいるような気がしています。ひと昔…ふた昔前に比べると『太鼓命』という方に出会うことが少なくなったような…。人口の減少や現在の風潮など様々な要因があろうかと思いますが、『重度の太鼓好きです。』とご自分で言い切ってくれた松岡さんとのお話は、とても楽しいものでした! ありがとうございました!!
伝統を守りつつ、祭りを楽しんでいる人がちゃんといる。
2020年は太鼓台の運行が自粛となり、毎年運行出来ることが当たり前ではないという事を痛感しました。ただ、祭り好きが集まれば話は尽きず、楽しい時間が過ごせることでしょう。今年は今年の、いつもと違う【お祭り】を~。2021年、太鼓台が出場し盛大に秋祭りが開催されることを願って…。